家族が増えました♪
🐶 🐶 🐶
出会いは突然やってくる。
知り合いに、飼い主が亡くなって、引き取り手のない犬を飼わないかと言われ、前から番犬が欲しいと思っていたので、二つ返事で会いに行ったダルメシアンのサム(雄、8才)。いま私の足元で脚を投げ出して昼寝をしている。
この犬種は癖が強いときいていたので、引き取る前に2回ほど散歩させてもらったのだが、とても賢く、まるで中に人が入ってる?と思うほど、人間の気持ちがよくわかるスーパードッグ。
最初の飼い主が外国に移住したときに置いていかれ、次の飼い主が亡くなったあと、誰もいない家の敷地内に1年あまり放飼いにされていた。塀沿いに張った柵の中で。私の知り合いが毎日エサをやりに通った。命を繋いでいただいたことに感謝。
成犬も成犬だし、狂犬病の予防接種こそしていたが、他のメディカルチェックは一切しておらず、ときおり出る咳が気になる。普通に考えたら、番犬が欲しければ、どこかで生まれた仔犬を引き取るのが真っ当だろう(ちなみに島にはペットショップも動物病院もない)。
だが、たった2回(初回で分かっていたが身体の状態が気になった)、ならんで海のそばを歩いただけで、二つの魂はおたがいを認めた。
引き取ることに決めてから、とりあえず散歩のために会いにいくと、私の車を目にして、待ちきれないというように大きく吠え続けた(ふだんは、家の入り口に知らない人や動物がうろうろするときにしか吠えない)。
フィラリアの疑いがあるということで、私はそれでも引き取るつもりだったが、知り合いはとりあえず自宅に連れていき、昔使っていた犬舎に入れた。会いに行くと、ぼんやり放心状態で反応が鈍い。私に気がつくと、外に出してくれと目で訴えてくる。
エサやりではないとわかっているのに、私の顔を見て何度も何度もおすわりする。散歩をしたあと、エサをやるときにおすわりと言っても、何度か指示をだされてようやくおすわりするくらいだったのに。
その様子を見て、胸がつまった。やはり、うちに引き取ろう。今まで寂しい時間を過ごした分だけ、私がたっぷりの愛情を注いで世話をしよう。
はたして、新月の日、サムがうちにやってきた。母屋の脇に付随しているランドリールームとシャワールームをサムのために開放した(私がシャワーを浴びているときは、離れたところで自分の毛繕いをするジェントルマンです^^)。タイミングよく、飲食店でのヘルプの仕事が、コロナの影響を受けてなくなったので、毎日たっぷりと時間をかけてサムと過ごしている。お散歩は早朝、4時か5時に始まり、一日に4回ほど海まで歩く。オーダーしたベッドや玩具が届くのが待ち遠しいな。
飼い出してから、いろいろ手がかかることが判明したが、この状態が、私が引き取ってからはっきりしてよかった。
サムのおかげで暮らしに張り合いができた。めぐりあわせてくださり、本当にありがとうございます。
これからたくさん楽しいこと一緒にしようね。いずれうちのマスコットになること間違いなしのスーパードッグ。みなさん、どうぞよろしく🐶
ふて寝中のサム。
💤 💤 💤
いくらかわいいからと言っても、四六時中一緒にいるわけにはいかず、母屋で作業をしていると、自分も入れろと抗議。私の姿が視界にないと落ち着かないようだ。
油断すると、本当にスライド式のドアを開けて母屋に入ってくる。戸が開かないように細工をしたら、ランドリールームの椅子を器用に全部倒して(はんを押したように毎回、、)抗議したあと(でもまったく吠えないのはえらい)、ふて寝。写真でサムが寝ている場所が、私の定位置。
不思議にかわいい、うちのふちこまちゃん。こまはこまでもこの子は狛ね。ハワイに預けてある馬のタローは今でこそ芦毛だけれど、小さいときは薄茶色の斑がある正真正銘の斑駒だった。
いつか三人で、森の中を遠乗りできたらいいな。
心穏やかな夜を🌙
Aloha💖