愛はすぐそばに

 

 

先日撮った朝の海の写真。日の光と雲が美しかった。島で撮る写真はほぼ未加工。修正したり飾り立てず、そのままが美しい。

 

 

⛰       ⛰       ⛰

 

 

先日、いつもお願いしている岡山の米農家さんから玄米が届いた。ハワイから帰ってきて、ずっといただいている玄米で、胚芽の部分が通常の玄米よりかなり多い特殊なお米。その分、栄養価が高く、究極を言えば、この玄米をいただくだけでも栄養は充分かもしれないというお米。

 

 

この玄米から作った酵素でできる玄米ヨーグルトも最高に美味しい。このところお天気が続いているので、酵素を作るのにチャンスかも。

 

 

岡山の米農家さん、Tさんいわく、大口の取引先から玄米の取引はやめると言われたことを受け、今後、同じ種類の玄米はもう作らないとのこと。ずっとこの玄米で身体を作ってきた私はショック、、。今回送っていただいて、残りわずかとなったそうだ。

 

 

すべていただきたいところだが、暖かくなる沖縄で保存がきくかわからず最初は迷った。でもやはり欲しいから残りを送ってくださいと連絡したら、私用にすべてTさんの冷蔵庫に保管しておいてくださるとのこと。必要になったらその都度ご連絡ください、送りますと。

 

 

ありがたくて涙が出そう。沖縄までだと送料がかかるので、送れずに申し訳ありませんとおっしゃるが、埼玉のときは、いつも玄米に合わせて季節の野菜を沢山送ってくださった。いつも心あたたまるお手紙が入っており、私もお礼状やお菓子をお送りしたりして交流させていただいてきた。

 

 

まだ直接お会いしたことはないのだが、コロナ騒ぎが落ち着いたら、岡山を訪れ、Tさんにお会いしてこようと思う。

 

 

岡山と言えば、遠縁の伯父が備前で窯を持っており(作品がNYのメトロポリタン美術館に所蔵されていて、ずっと観に行く行くと言ってまだなので、こちらも行かなくては)、この伯父にもハワイでさんざんお世話になったので、挨拶かたがた岡山に行こう。

 

 

現在も過去も、そしてきっと未来も、たくさんの方々の愛に支えられて生きている。その愛はいつもすぐそばにある。このようなときだからこそ、ますますその愛が身にしみて。

 

 

いつもありがとうございます。感謝。

 

 

御恩返しではないが、私も誰かの支えになれますように。

 

 

平和な夜と静かな朝を✨

 

 

Aloha💖

新しい一年のスタート

 

 

今日の夕暮れ。サンセットは見られなかったが、黒い鳳凰がゆっくりと横切っていった。

 

 

🕊       🕊       🕊

 

 

春分を過ぎ、明日は牡羊座の新月。新しいスタートという節目感バリバリのここ数日。

 

 

ふと、去年の今ごろは何をしていたのだろうと思い返してみる。

 

 

まれに見る最悪の体調を迎え、それまで長らく続けていた食習慣をやめ、メンタル的に、ずっとこだわっていたあることを手放した。

 

 

その流れでゴールデンウィークに沖縄を旅することになり。そのとき訪れて気に入った伊平屋島がきっかけとなり、夏にはいま住んでいる伊是名島に初めて上陸。そのときに家が見つかった。

 

 

去年の春分、牡羊座新月は、私にとって、まったく新しい人生のスタートとなったのだ。はてさて、今年のスタートはどのようなものになるだろうか。楽しみ。今年をどのような年にしようか、今一度、自分で確認しておきたいと思う。

 

 

島にいると、どうしても神様と近くなるので、神事に重きをおいてしまいがちだが、私は一人の人間であり、一人の女。まだ山に籠もるつもりはない。山に入りつつも、地に足をつけて里の暮らしも楽しく営んでいこうと思う。

 

 

牡羊座は、「ザ・私」なので、仕事では自分らしさを打ち出した新しい試みにいくつか挑戦するつもり。新型コロナでやむを得ずということもありそうだが、そこはやはりLet it be。きっとマリア様がよきようにはからってくださるだろう。

 

 

プライベートでも、自分らしい自分を追求しながら、島でもどこでもどんどんと交友関係を広げていこうと思う。どのような状況でも、いつものオープンな自分で人と関わっていけるように。でも自分に無理はさせずに。素敵な出会いを楽しみに。

 

 

あなたにとっても、素晴らしい一年のスタートになりますよう、お祈りしています。

 

 

深い眠りと爽やかな朝を✨

 

 

Aloha💖

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春分の日の祈り

 

 

すべての祈りと奉納、ご奉仕が終わったあと、泉の神様からいただいた美しいご褒美✨ 白と虹色の龍神様が下りていらっしゃいました🐉

 

 

🌈       🌈       🌈

 

 

20日、金曜日は春分の日。1年の中でも、春分の日、夏至、秋分の日、冬至は、古代よりさまざまな文明で特別な日とされ、儀式が執り行われることが多かったよう。

 

 

今年の春分は、新たに住ませていただくことになった伊是名島の神々様へ、あらためてお礼のご挨拶と新型コロナの迅速な終息を祈願し、詠唱とフラを奉納させていただいた。

 

 

3.11のときもさせていただいたし、朝から気持ちよく晴れる日も参らせていただくことが多いので、もはや日常となっているが、春分なので、新たな1年の始まりのご挨拶もこめてうかがう。

 

 

午後12:50が太陽が牡羊座に入った春分点だったので、その時間に合わせ、天照大神様のアハラ御嶽からスタート。お供物をそなえ、祝詞、ハワイのチャント、ハワイの太陽神に関わる古典フラを舞わせていただく。ちょうど天頂あたりに太陽が通る時間だったので、エネルギーはバッチリ👌 神様とのあいだで循環させることができた。

 

 

続いて、龍神様の洞窟、ぐすくの山の神様、泉の神様と巡っていく。山の神様のところで、珍しく旅行者らしい男性が登ってきたので、お祈りまでで中止とし、お供え物を撤収して彼が登って行ったのと反対側の尾根、いつも休むお気に入りスポットで待機。ここからは、男性が登って休んでいるスポットを見られる。

 

 

しばらくすると、旅行者がおりて行った。あのまま、山の神様のところから下っていくかなと様子をうかがう。すると、明らかに人間の匂いがしてきた。これは、と思ったら、件の男性が姿をあらわし、会釈して私の脇を過ぎ、上に向かった。

 

 

自分の嗅覚に驚いた。かなり離れているところから、相手の匂いがわかったからだ。フレグランスを付けていたわけでも、体臭が強かったわけでもないのに。もともとスーパーセンシティブだけれど、この嗅覚の発達ぶりには自分でびっくり。島の自然に抱かれていることが感覚をさらに鋭くしているのか、、。

 

 

彼が急な頂きに挑戦しているあいだ(どうやら諦めたらしいが)、奉納を終えて、泉の神様の元へ。また先ほどの方がいらっしゃるかもしれなかったので、気になっていた草刈りはあとにして、祈りと奉納を先にする。今年は母の墓参りができなかったので、こちらをお借りして母にも挨拶する。ありがとうございます。おかげさまで元気に楽しく暮らしているよ。

 

 

新型コロナがなるべく早く、被害少なく終息しますようにと祈ったら、なんとJohn のLet it be.が聴こえてきた、、。これは、、。なかなか一瞬のうちにいろいろ考えさせられるBGMだが、考えても仕方ない。まさにLet it be.

 

 

気を取り直してフラ。春分らしいパワフルな太陽に照らされ舞う至福のひととき。神様が一緒に踊ってくださっている。ありがたいなぁ。ずっとこうして踊っていたい。

 

 

すべてが終わったあと(結局、旅行者は来なかった)、持ってきた鎌を取り出し、拝所の草を借り始める。かわいいすみれの花を残し、それ以外は申し訳ないが、容赦なく刈っていく。かなりの量で、結局、小一時間が経っていた。

 

 

もうこれくらいでいいだろうと鎌を置いて、供えた日本茶を下げていただいていたら、楽しそうな様子の神様に拝所の裏の泉へと呼ばれた。

 

 

行ってみると、上から白と虹色の龍神様の光が降り注ぐ、えもいわれぬ素晴らしい光景が目の前に。

 

 

神様! ありがとうございます!

 

 

神様からは、いつもさまざまなご褒美をいただくが、今回はさすが春分の日にふさわしい、格別に素晴らしいものだった。光栄至極。これからも舞を精進することはもちろんだが、前出の嗅覚の話ではないが、感覚がますます鋭敏になっているので、触れるエネルギーに気をつけていこうと思う。

 

 

身体に取り入れるエネルギー、付き合う人々、訪れる場所を可能なかぎり厳選し、いらないもの、ストレスを生むものは日々、流していく。自分の考え、言葉、行いを清らかに、誠実に、愛をこめたものに。でも闇も否定せず懐に抱いて。

 

 

今年は、誰にとってもそうだろうが、人生のうちで最もドラマティックな忘れられない年になるだろう。この目で起きることをしっかりと見て、命を大切にしながら、何があっても、いつものように楽しく軽やかに、体験できるものはし尽くそうと思う。それが今年の抱負。

 

 

静けさに満ちた夜と穏やかな朝を✨

 

 

Aloha💖

 

 

 

人生の流れ

 

 

庭のシークァーサーの木に花が咲いた。白い小さな花がたくさん。去年の夏はじめてこの家を訪れたときに実が鈴なりになっていて驚いた。今年の夏もまた豊作かな。

 

 

🌿       🌿       🌿

 

 

去年の夏、久高島と伊平屋島を一緒に旅した友から久しぶりに連絡があり、お互いの近況報告。彼女はお仕事に新たな要素を加えることにした。それが時代に合っていると思うので、きっと成功するだろう。

 

 

アフターコロナの時代では、これまで以上に、強固かつしなやかなメンタルを保っていくことが重要になると思う。外で何が起きようともぶれることなく、淡々と自分やまわりの命を守るためのタフさを身につけること。そのためにも、心だけでなく、身体の健康もとても大切。

 

 

混乱極まる世相を見るにつけ、自分の命や心身の健康は他の誰でもない、自分で守るしかないと実感。そのために何が必要かを考える日々だ。

 

 

そうは言っても、この人生、どんなときでも楽しくないと嘘なので、このサバイバル期間もしっかり楽しませていただくことにする。

 

 

とりあえずは食糧の確保。先日植えたサラダ菜に加え、小ネギ、ニンニク、人参を植える。これらは、食材として購入したものの根を残したり、発芽させたりして庭の菜園に植えた。

 

 

先日、おじさまに分けていただいたバナナの木のベビーを4本、生け垣に近いところに植える。島バナナと台湾バナナが2本ずつ。バナナは実がなったらその木はもうおしまいなので切り倒し、赤ちゃんの木を育ててまた実を収穫するのだそう。きっとめちゃ美味しいバナナができるはず。楽しみ♪

 

 

家の裏のスペースにも野菜を作りたいので、野口のたねのホームページでいろいろな種を購入。ブロッコリー、ブロッコリースプラウト、人参、キャベツ、ネギ、ピーマン、トマト、大根、ゴボウ、ほうれん草、などなど。

 

 

しかし、こんなには裏庭で作れないかも、、。これは畑を借りないといけないかな、、。去年の秋に種まきを手伝わせていただいた小麦も次は自分で作ってみたいし。

 

 

 

去年まいた小麦がこんなに大きくなりました♪  収穫間近。

 

 

まさか沖縄で野菜を育てることになるとは思わなかった。必要に迫られてのことなのだが、このところ、埼玉でも流れは野菜作りだったし。

 

 

うちは、父方、母方、いずれの実家も埼玉で農家をしていたのだが、子どもも孫たちも、誰一人として農業を継がなかった。農地はそのまま残されており、草刈りだけでも大変だから、あゆみちゃんが野菜を作るなら使ってほしいと、ここ数年、双方の伯父や叔母たちに言われてきた。

 

 

なんでまた私よ〜!?と思ったけれど、毎朝ご先祖さまにご挨拶しているから、これはご先祖さまたちのご意向でもあるのかも。それにしても、ひとりではとても手に負えない土地だし、いそがしくてなかなか手を出せなかったのだが、次に埼玉に帰るときにはいよいよ始めるタイミングか。

 

 

誰もが人生を大きく変化させていくターニングポイントだと思うけれど、私の人生はいったいどこに行くのやら。いずれにせよ、ますます自然に密着したものになることは間違いなさそうだ。そしてそれはうれしく、ありがたいこと。お導きに感謝。

 

 

安らかな夜とあたたかな朝を✨

 

 

Aloha💖

これからの時代を元気に生きていくために

 

 

七輪が大活躍♪

 

 

🔥        🔥        🔥

 

 

ここ数日、雨ではないが、なかなかに寒い日が続いている。というわけで、毎晩、七輪で火を焚いている。

 

 

昨日は、ごとくの上に専用の網をのせ、アルミホイルで包んだ卵とメークインを焼く。

 

 

卵のホイル焼きは、友人夫妻が持っていたトスカーナの別荘に逗留していたときに、暖炉でよく作った懐かしの食べもの。ただ、卵をホイルで包んで灰の中に転がしておくだけなのだが、白身がぷりっぷりになって、味も濃厚で本当に美味しい。機会があったらぜひ作ってみて。

 

 

トスカーナでは、そうして作った焼き卵にプロシュート&メロンを前菜に、暖炉の前でワインを飲むのが日課だったな。懐かしい。

 

 

はたして現在は、トスカーナが沖縄に、二人が一人に、暖炉が七輪になり、プロシュート&メロンがチーズ&ナッツに変わったが、火の暖かさは変わらない。

 

 

場所が変わっても火を前にしての居心地のよさは変わらないし、かつてより、遥かに満ち足りた気分を味わっている。

 

 

銀行もコンビニもない、まったく田舎な離島で、ほぼ身一つで暮らす日々だが、幸せに生きていくためのものは全て揃っている。人が暮らすのに必要なものは、実はあまり多くない。ということが、島暮らしをしてわかったこと。

 

 

光熱費など、決まった出費以外は食料品を買うくらいでほとんどお金を使わない。使うところがないのだ^^。

 

 

天気がよければ早起きして朝日を見に行き、山に入って神々に祈りと舞を捧げる。午後は書きものをしたり、家のことや庭の作業をして、夕方には夕日を見に、歩いてすぐの海辺に出る。

 

 

ときどき港や居酒屋で働き、島の人たちと交流したり、友人たちとランチをしたり集まって飲んだり。

 

 

なんということのない日常が、これほどまでに満ち足りた気分をもたらすものかと正直少し驚いているくらいだ。

 

 

島の美しい自然に抱かれているということは、きわめて重要な要素だと思うけれど、どこにいても、どのような状況にあっても、身の回りに美しさや幸せを見つけられる感性を磨くということが、ますますこれからの時代を元気に生きていくためのポイントになりそうな気がする。

 

 

何を持っていても、いなくても、心の持ち方一つで誰にでも可能なことだと思う。心から余計なものを削ぎ落とすことは必要かもしれないけれど。

 

 

あなたがいつもあたたかく、満ち足りた気持ちでいられますように✨

 

 

Aloha💖

 

 

 

祈りの日

 

 

陸ギタラをまじかに見る。すごい迫力。今日の参拝はこの近くのアハラ御嶽からスタート。

 

⛰       ⛰       ⛰

 

 

3月11日。あれから9年。私は当時まだハワイにいたけれど、あのときの衝撃は一生忘れないだろう。

 

 

今日は、島の神々さまにご挨拶をし、祈り、舞を奉納させていただこうと前から決めていた。お天気にも恵まれ、絶好の奉納日和。

 

 

プライベート奉納なので、普段着で。お供物は、塩、お米、島魚のフライ、素麺ちゃんぷるー、津波で流された子どもたちのためにチョコレート。そしてお茶。日本酒がなかったのは痛いが、まさかワインのボトルを持参するわけにもいくまい。

 

 

14:46、天照大神様のアハラ御嶽からスタートし、龍神様を参らせていただき、ぐすくに移って山の神様、泉の神様とご挨拶。

 

 

悪天候が続いたのもあり、久しぶりに神々さまの元へ参らせていただいた。龍神様の洞窟の入口にかかっていた蜘蛛の巣を払い、山の神様の祠を綺麗にする。泉の神様の草刈りは、次回、鎌を持参してするつもり。

 

 

山の神様のところでは、祝詞とチャントを納めさせていただいたら、テントウムシを見せていただき、感激。私が大好きなのをご存知の神様がご褒美をくださった。ありがとうございます。

 

 

相手が喜ぶことをしてあげたい。これが最もシンプルな愛情だと思う。

 

 

今日は311の慰霊と新型コロナについての祈願をさせていただいたが、祈り&奉納の一番の目的は、神様に日頃の感謝の気持ちをお伝えし、舞で楽しんでいただくこと。これは、いつどこで奉納するときも変わらない。まずは神様にお喜びいただきたい。

 

 

そうして楽しんでくださった神様が、祈りを叶えてくださる。そして、エキストラのご褒美として私の好きなものを見せてくださったりするわけだ。私はただ神様に舞わせていただくこと、それだけですでに大きな喜びなので、ご褒美は全く期待していない。

 

 

でも、恩寵をいただくと、やはりそれは本当にうれしい。神様が喜んでくださった、そのお気持ちを私に伝えたいと思ってくださるのがわかるからだ。ご褒美をいただくと、また精進して、より洗練した舞を見ていただきたいと思う。

 

 

こうして神様とのあいだに愛がめぐっていく。絆がますます強くなっていく。

 

 

今回いただいたご褒美は、テントウムシと素晴らしい景色の数々以外には、天然のアーサ(あおさ)。すべての参拝&奉納が終わっての帰りに寄った浜の岩場にたくさんのアーサを見つけ、うきうきしながら収穫する。供物を入れていたジップロックがあったのもラッキー。

 

 

 

 

 

天然の美しいアーサ。これで今回収穫したものの五分の一くらい。今日は天ぷらにしてみた。コツは衣にビールを入れること。外はカリッと、中はふわっふわにあがって美味しいよ。

 

 

結局、今日も最後は食べものネタか。でも、命を繋ぐためにも食べものはとても重要。それにアーサやもずくは身体にとてもいい。伊是名島の海藻類、おすすめ。

 

 

🏝       🏝       🏝

 

 

3.11で亡くなられた方々が、苦しみや迷いから解き放たれ、幸せに満ちた状態でありますように。

 

 

新型コロナが一日も早く終息しますように。

 

 

静けさに満ちた夜と清々しい朝を✨

 

 

Aloha💖

シンプルで、大切な暮らし

 

 

ネットで注文していた七輪用のごとくが届き、早速クッキング♪   炭火でコトコト、野菜をたくさん入れたスープ。ポトフにするか、トマトを追加してミネストローネにするか、あるいは島産の味噌を入れて、お味噌汁? 迷う〜

 

 

😋       😋       😋

 

 

思いがけず、島にとどまることになり、1ヶ月半が過ぎようとしている。レッスンはない代わりに原稿の締め切りがある月なので、執筆。あとは、以前から馴染みの居酒屋さんがいそがしいときにヘルプに入り、そして、すぐそばの港でのお手伝いも先週から始めた。入りたいときだけという緩いスケジュール。村の人々や海人の知り合いが増えて楽しいし、いろいろな情報をいただけてありがたい。

 

 

仕事以外は、龍神様と神様に会いに山に入り詠唱とフラを捧げ、庭に野菜や果物の木を植える日々。朝陽と夕陽を楽しみながら。雨が降り寒い時期は七輪の火で遊び、暖かくなったらここに泳ぎが加わる。週末や夜は友達と遊びに行ったり集まって飲んだり。

 

 

内地にいるときとは全く違う暮らし。収入は減るけれど、仕事にしろ、神事にしろ、遊びにしろ、生活にしろ、どれもがリアルすぎるくらいに手ごたえがあって面白い。

 

 

出会う人、関わる人々だれもが濃いキャラで、こちらも手ごたえばっちり。都会の人間関係にありがちな、ハムのように薄い表面上の繋がりではなく、なんで出会ったばかりの私にこれほどまでしてくれるの?と思わざるを得ない、あつい繋がり。

 

 

血縁はひとりもいない島だけど、困ったことがあったら助けてくれるであろう人々の顔が、もう何人も思い浮かぶ。ありがたすぎる。

 

 

美しい自然の中で、神々に祈り、優しい人たちに囲まれ、野菜を育て、魚をとり、時間を惜しまず料理をして、楽しく食卓を囲む。

 

 

こんなシンプルな暮らしが、本当はとっても大切な、人間らしい暮らしなのかもしれないね。

 

 

毎日が宝もの。ありがとうございます。

 

 

心安らかな夜と元気いっぱいの朝を✨

 

 

Aloha💖

 

 

追伸 結局、今夜はポトフにしたよ。美味しかったー♪

 

 

自家製マヨネーズ & ポテトサラダ

 

 

マヨネーズを手作り♪  卵黄にオイルを少しずつ入れて乳化させるのがコツ。

 

 

🐣        🐣        🐣

 

 

先日、おじさまが畑で作ったジャガイモをたくさんくださった。もちろん、無農薬の島産のジャガイモ。いただいたその日に作ったガレットも美味しかったが(ちょうど冷蔵庫にあったパルミジャーノを使う。めちゃ美味しくできた♪)、今日のランチはポテトサラダが食べたい気分。

 

 

どうせならマヨネーズから手作りしようと決める。実は市販のマヨネーズはちょっと苦手。添加物のせいか、下手すると蕁麻疹がでちゃうのだ。

 

 

手作りと言っても、きわめて簡単。材料は卵黄、油、酢、塩、胡椒のみ。コツは卵黄にすこーしずつ油を加えて混ぜること。そうすれば分離せずにうまく乳化する。途中で酢を加え、油を混ぜ終えたら、残りの材料すべてを投入して完成。

 

 

 

 

 

これが簡単なのに本当に美味しい♪  今日は米油を使ったが、オリーブオイルや胡麻油など、油の種類を変えるとまた風味が違うマヨネーズになる。

 

 

早速、ゆでたジャガイモ、タマネギ&人参のスライス、ゆでたまごのきざんだものと混ぜあわせて島産男爵イモのポテトサラダの出来上がり♪

 

 

自家製マヨネーズが、甘くないカスタードみたいで、ありえない美味しさ(自画自賛^^)。ボウルを抱えて食べたいくらいだが、ものすごいカロリーは間違いないので、ふみとどまる。

 

 

 

 

 

 

雨の日の島の昼下がり、七輪の火を炊いて、のんびりクッキングをして過ごすのがあゆみ流。ご馳走さまでした😋

 

 

楽しい夜とくつろぎの朝を✨

 

 

Aloha💖

 

禁断の、、

 

 

 

 

 

 

 

 

火遊び♪

 

 

🔥        🔥        🔥

 

 

今日の島は、一日中、雨。沖縄と言えど、3月初旬で雨降りの日だと、まだまだ寒い。南の島は冬でも暖かいと思っていた私は、暖房器具を持っておらず、今回も、どうせすぐに埼玉に戻るからと思い、準備しなかった。

 

 

しかし、今日は本当に寒くて、困ったなと思ったら、先日、ランドリールームで目の端に写った物を思い出した。

 

 

年季の入った七輪。部屋の隅に炭の入った段ボール箱も発見。その時点でにやけてしまう私。

 

 

早速、古新聞を使って炭に火をつける。しばらくして炭火が安定すると、あとはなるべく空気がまわるようにして炭をくべていく。その作業が楽しい。それになんて暖かいのだろう。やはり直火に勝る暖かさはない。

 

 

暖かいのはもちろんだけど、炎がゆらめく様子を見ていると時間を忘れる。何時間でも炎の前にいられる。火から目が離せない。これはもう、太古の昔からの記憶によるものかもしれない。

 

 

一昨年、ヨーロッパを旅したとき、南仏のベダイアックという場所にある巨大な洞窟を訪れた。古代人が残した、手のひらや動物たちの絵が残されている洞窟。

 

 

1時間近くのツアーに参加し、二人で一つの懐中電灯をともし、進んで行った洞窟内には、古代人の絵に加え、鍾乳石で作られた天然の噴水のようなものや、幼子を抱くマリア様のように見える岩や、不思議な造形物が浮かび上がり、神秘的な空間だった。

 

 

モンセギュールという城山を拠点にしていた、10世紀に発生したキリスト教の一派で、のちに異端とされ弾圧された(最後、城から出された聖職者たちは火刑に処された)、カタリ派の生き残りが、いくつもあるこのあたりの洞窟に馬で逃れたという伝説が残されている。この洞窟なら馬で入って来られるな、と脱出劇のシーンを思い浮かべた。

 

 

ガイドの指示で、すべての懐中電灯を消したとき、辺りに広がる漆黒の闇は、私にとって恐れる対象などではなかった。それどころか、不思議ととても懐かしい感じがした。優しく抱きしめられるような感じが。その安らぎの中心にあったのは、そのときその場にはありようがなかった炎だった。

 

 

毛皮をまとった姿で、狩から戻り、無事に獲物を持ち帰って仲間と安堵しながら見つめた焚なのか、命からがら城から早馬で逃げ、ようやく囲んだ炎なのか。同じ炎に焼かれた仲間たちを思いながら。

 

 

あのとき、洞窟内の一瞬の闇の中で、私の身体の細胞は、さまざまな記憶を思い出した。あの感覚は忘れられない。できるものなら、ずっと洞窟内にとどまりたかったくらいだ。

 

 

もしかしたら、洞窟の外に出てからも、炎を前にするたびに、私の身体には同じことが起きているのかもしれない。

 

 

あたたかな夜と眩しい朝を✨

 

 

Aloha💖

 

 

 

 

持つべきものは

 

 

島の自宅の庭。中央、左側に見える白い小さな二つの点は、2匹のモンシロチョウ。いつも一緒に飛びまわっている。私の友達。小さいころは、芝生の庭で、この蝶たちのように、弟と二人でよく遊んだものだ。たいがい喧嘩になるのだが^^

 

 

🦋       🦋       🦋

 

 

今回、思いがけず島に残ることになり、急遽、弟に埼玉の自宅に行ってもらって、必要なものを送ってもらった。

 

 

どうしても必要な銀行関係のものだけ送ってもらえればよかったのだが、考えてみたら、雑誌の連載を執筆するのに必要な資料やら、4月頭に踊らせていただくための楽器や衣装や装身具も送ってもらわないとならないことに気がついた。

 

 

私はふだんはのんびりしていることが多いけれど、いざ非常事態がくると、何をしたらいいかというのが、脳内のスクリーンにコマ送りのように映し出される。サバイバル本能か。

 

 

弟に、キャリーケースに何を入れてもらうべきかを短時間で決めるときも、必要なアイテムがスライド式に映し出されていった。

 

 

電話で弟に部屋を知らせてそれぞれのアイテムを集めてもらう。居間から銀行関係のもの、タブレット、エフェメリス。スタジオからフラの資料、イプヘケ(ヒョウタンの楽器)、ククイナッツのレイ一式、レイフル(羽根で作ったレイ)。2階のウォークインクローゼットから現代フラの衣装。私の寝室のクローゼットから奉納用の古典の衣装。

 

 

弟は、こんなケバいドレス、いったい誰が着るんだよ(もちろん、親愛なるあなたの姉上よ。ケバいだなんて失礼な、ちょっとばかりキラキラしてるだけじゃない^^)、などと悪態をつきながらも手際良く、私の欲しい物を次々に見つけだしていく。それにしても、アイテムが多いし、衣装など数ある中から似たようなものもありけっこう時間がかかってしまう。

 

 

ようやくこれで終わりかと思いきや、最後に重要なものが、、。しかし、弟にはとっても頼みにくい。でも、ないと困るしなぁ。私のサイズはいささか特殊なので、すぐに買えないかもしれないし、。

 

 

しばらく迷ったあと、思いきってたのんだドレス用の下着(//∇//)。これも嫌な顔一つせず見つけてくれた弟(ニヤニヤしてないことを祈る💦)。

 

 

ふだんはそれほどよく会うわけでもないけれど、こういうとき、弟はやはり頼りになる。私が離婚したとき、かけてくれた言葉、きっと一生忘れないだろう。「何があっても俺は姉貴の味方だよ」

 

 

持つべきものは、心優しくて頼りになる弟。いつも本当にありがとう😊

 

 

くつろぎの夜と爽やかな朝を✨

 

 

Aloha💖